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第1152回 経営者モーニングセミナー(2023/7/31(月)AM6:00~7:00)

 本日の講話は、所沢市倫理法人会 長沼 真彦 会員に、「過去を引きずるより、たわしを引きずれ!~楽器(楽しむ器)となりて人生の波に乗る~」をテーマに講話していただきました。
 今では”タワシおじさん”として地元でもすっかり有名になった長沼会員ですが、倫理は自分の枠を崩してくれると語ります。人生で行き詰るとき、今ある枠の中で考えるから解決できない。枠を崩す、例えば「いつもと違う人に聞いてみる」「いつもと違うことをやってみる」「他人を真似てみる」などといったこと。そしてどんなに困難な状況でも自分ならなんとかできると思えば何とかなる。
 そんなタワシおじさんのルーツは、所沢の交差点で「白菜を引きずる外国人」をたまたま見かけた所から始まります。当初、長沼会員は、この外国人の素性を知りたくて、その本拠地を突き止めるべく、街中で聞き込みを開始します。ところが、「白菜を引きずる人を見かけませんでしたか?」と唐突に聞かれても、誰もピンと来ず、誰も答えてくれません。それもそのはず、白菜を引きずるという情景を誰もイメージできなかったから。そこで長沼会員が思いついたのが、「これは見せるしかない!」というもの。そこからタワシおじさんの引きずる人生が始まります。
 「ところで何を引きずるか?」「白菜だと汚れる」ということで、最初は皮付きトウモロコシを引きずることにします。デビューの場所は原宿竹下通り。意を決して現地に向かったものの、いざとなるとやはり恥ずかしくて最初の一歩がなかなか踏み出せなかったそうです。でもここで逃げたら逃げグセがつくと考え、勇気を振り絞ってデビューします。ここからはしばらく各地でトウモロコシを引きずり、2012年頃にタワシと出会い、その後、株式会社「亀の子束子」とも仲良くなり、タワシおじさんとしてすっかり有名になります。そしてメディアなどでもたびたび取り上げられるようになります。まさに、自分の枠を崩すという実験を人生を通して続けている生き方ではないかと感じさせられる、そんな貴重な講話でした。
 長沼会員は、最後に、「死ぬ瞬間―死とその過程について」エリザベス キューブラーロス著からの引用で、死ぬ直前の3つの後悔として「愛する人に愛を伝えていない」「チャレンジしなかった」「夢をかなえられなかった」を挙げ、倫理でも「言い残し」「やり残し」「想い残し」に言及しており、「言い残し」と「やり残し」がないように生きれば「想い残し」のない人生につながると締めくくってくれました。

講師プロフィール(2023年7月現在):
 合同会社カメノコプロ 代表
 所沢市倫理法人会 会員  

 会員スピーチは、WMOインターナショナル フェザー級王者 瀧澤 博人様(ビクトリージム所属)に、試合中のメンタル維持の難しさについて語っていただきました。ムエタイという非常にハードな格闘技では、試合中に少しでも弱気になると、それが命取りになり、あっけなく敗れてしまう。試合中に弱気になるのは、日頃のトレーニングへの向き合い方の表れでもあり、日頃から、自分に嘘をつかず日々鍛錬し、そして自分を信じてリングに立つことが大切とのことでした。現役の世界チャンピオンのお言葉だけに、非常に説得力がありました!
 瀧澤チャンピオンは、2023年11月にムエタイの本場タイのラジャダムナンスタジアムで開催されるタイトルマッチに挑戦します。この試合に勝つと、日本人としては、なんと史上初の快挙なのだそうです!すごいですね!

本日の出席者数は、自単会27社でした。
本日も、大変多くの方々に出席していただきました!

所沢市イメージマスコット「トコろん」

7月2日はタワシの日!
大正4年(1915年)7月2日、亀の子束子の初代社長 西尾正左衛門が「束子(たわし)」の特許を取得したことを記念し、7月2日を「たわしの日」として日本記念日協会から認定されたんだそうです。

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