本日の講和は、所沢市倫理法人会の菊田邦彦 会員に、「喜寿を迎えて今まで出逢えた人々の想い出話」をテーマに講和していただきました。
菊田会員は、狭山市で不動産業を営まれており、全日本不動産協会にて長らく多くの役職を歴任されております。こうした経緯から、我が国の不動産業界における多大なる功績を認められ、平成25年11月に天皇陛下より黄綬褒章を授与されております。また、翌平成26年4月には、春の園遊会にも招待されております。
黄綬褒章を授与されるほどの多大なる貢献とご活躍をされてきた菊田会員ですが、今回の講和では、ご自身の人生の中でも特に想い出に残る人物として、AREAA（全米アジア不動産協会）の初代会長であるアレン・オカモト氏と、女優の高畑淳子氏、お二方との出会いとエピソードを想い出の動画とともに語ってくれました。
AREAA（＝アリア）は、Asian Real Estate Association of Americaの略で、在米アジア系の不動産業者が集まり、住宅をより購入しやすい環境づくりを目指して2003年に発足された団体です。アレン・オカモト氏は、その初代会長であり、設立当初は人種差別で苦労しながらも、不動産業だけではなく、アメリカ国内での日本文化普及にも尽力し、日米友好関係に貢献した人物です。
一方、高畑淳子氏とは、不動産仲介を通じてお知り合いになった間柄とのことで、当初は不動産について疎かった高畑さんに、菊田さんがいろいろと指南されたそうです。そのような恩義もあり、動画では、黄綬褒章を受章された菊田さんに、高畑さんからの心温まるお祝いメッセージが贈られていました。
菊田さんは、他にも入間市倫理法人会にて会長（現相談役）まで歴任されたり、また、狭山中央ロータリークラブにて会長まで歴任されたりと、とにかく数々の重責を担ってこられた方です。
倫理でも、お役を受けることの意義や重要性については、よく話題になることですが、菊田さんはそれを実践し続け、まさしくそれを体現された方であると、今回の講和で実感させていただきました。もちろん、その前提には、人とのつながりをとても大切にされている菊田さんのお人柄があってこそ、ということは言うまでもありません。
講師プロフィール（2023年6月現在）：
（有）東工住宅社 代表取締役
（公社）全日本不動産協会 埼玉県本部 相談役
狭山中央ロータリークラブ 会長
入間市倫理法人会 相談役
会員スピーチは、山田節子 相談役が、境野勝悟が岩手県の私立花巻東高校の全校生徒とその父兄のために行った講演をまとめた著書「日本のこころの教育」から、心に残った言葉をご紹介してくださいました。
日の本とあるように、日本人はもともと太陽を命の元と敬い、そのありがたさを大切にする国民であったということ、そして今こそそれを振り返るべきということで、山田相談役のスピーチから、太陽のように明るく、朗らかに、喜んでという倫理の精神に通ずるものを感じました。
本日の出席者数は、自単会32社でした。
本日も、梅雨空の中、大変多くの方々に出席していただきました！
所沢市イメージマスコット「トコろん」園遊会では、宮内庁御用達の高級料理がたくさん振舞われるようなので、もしも招待される機会があったら、絶対に腹ペコで臨んだほうがいいみたいですよ（笑）
